知らないと損するお金の話 ~あなたの資産が減る理由~
資産価値が目減りする理由
前回の記事では年月を経るとともに
徐々にインフレに推移する事実から
手持ちの金額自体は減らなくても、
「価値」が減ることを解説しました。
常に政府方針でもインフレになるように打ち出していますので
この状況はどうしようもないことであり、
そのための対策をしないことには資産は減る一方。ということです。
どれくらい資産が減るの?
年月と共にインフレになりお金が減るのはわかったと思いますが
(一時的にデフレであっても)
上記の表は1000万円の手持ち金がインフレ率1~4%で年月を経たときに
どれだけ減っているのか?について示しています。
で、気になるインフレ率は
1970年代は9%程度、1980年代は2.4%であったとされ
過去10年、2015年末では日本の長期的なインフレ率2.7%を大きく上回っているともいわれています。
もちろんオイルショックやバブル、戦争などの要因で
100倍、300倍ともなりえる物価ではあるが
少なめに見積もって現在の指標の
その2、〇%のインフレ率を上回る
利回りでお金を増やさないと、どうあがいても
減る!!
ということであり
表を参考に見るとインフレ率が仮に3%とするなら
1000万円の現金は20年後には価値的に554万円になり
ほぼ半分無くなったのと同じであることを意味します。
ここまでは現代日本の行く末として「常識のレベル」ですが
ハイパーインフレにもなればこんなものではすみません。
ハイパーインフレーションとは
最低でも国際会計基準の定める3年間で累積100%(年率約26%)の物価上昇、
フィリップ・ケーガンによる定義では月率50%(年率13000%)を超える
物価上昇を『ハイパーインフレーション』と呼んでいるとされており
想像をこえるものではあるが、実際に日本を含む世界中でハイパーインフレは起こっており
例えば物価が1000倍になれば1000万円で1万円のものしか買えないわけで
実際にジンバブエでは物価は650万倍に上昇した。
つまり、650万円が1円になってしまうようなものである。
6億5000万が650円の値打ちしかないことになる。
とにかく増やすしか方法はない
ハイパーインフレが起こるかどうかはわからないが
インフレは年月と共に進んでいるわけで
なんにせよお金は「減る以上に増やす」ことをしないと
現実に今も減り続けているのです。
日本の利回り
そこでタンス預金ではなく金利がつくように、銀行に預けたりすることを
ほとんどの日本人は考えるわけですが
前述しているように、インフレ率以上の利回りでないと
お金は減り続けるのです。
2017年現在の三菱東京UFJ銀行(年0.010%)、ゆうちょ銀行(年0.010%)
ですし、引き出すにもお金がかかり、
預けた方がお金が減る状況
といえますね。
でも、本当の富裕層はインフレ率を大きく上回る金利で
お金を運用し、増やし続けている!という事実があります。
そのようなトップ5%の富裕層しか知らない
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