知らないと損するお金の話 ~日本はインフレ?デフレ~
目次(もくじ)
自分の資産を守ろう
今現在はもちろん、今後の日本で暮らす我々日本人。
収入を有効に増やし、守るために知っておかなければいけない
お金の勉強です。
例えば1000万円のお金を持っていた時
10年後、20年後にその1000万円が増えているのか?減っているのか?
もちろんこの記事を御覧のあなたはできるだけ多く
増やしていたいことでしょう。
では、1000万円が10年後20年後どうなっていることが望ましいのか?
それについて解説していきます。
デフレと言えども物価は上がっている
消費者物価指数推移(1950年-2016年)(1950年の値を1.00と設定)
(東京都区部)(2016年は5月時点までの平均値)
このグラフからは1950年に100円だった商品が
2016年には約818円の価格をつけていることを意味します。8,18倍です。
例えば、ラーメン、タバコなどを見ても昭和の頃と今とで
全然値段が違うことはお分かりいただけるでしょう。
時代を経て、同じ物質、サービスが存在するわけではないので
全ての商品が、とは言えないが物価の推移の大体の参考にはなるといえます。
つまりは短期的に見ればデフレを起こすこともあるが
長期的に見たときには
物価は上がり続けインフレになっている。
ということがわかると思います。
例えば、私が小学生の頃1970年代の「ガチャガチャ」
懐かしいですね、駄菓子屋さんなどによくありましたが
あの当時、20円だったと記憶しています。
でも今では100円で探すのも難しくなり
200円や300円のガチャガチャが当たり前ですよね。
昔はラーメン1杯50円だった!?
というのを聞いたことがあります。
材料や仕上がりの差はあれど、現在ラーメン屋さんで50円で食べることはできません。
なぜなら原価の高騰の前に、50円で商売していたら生活がやっていけないからですね。
現在ではラーメン並の価格は600円で安い方ではないでしょうか?
とすると10倍以上物価が上がっているということになりますね。
つまり、中身の違いはあれど、物価が10倍~15倍になっている
ということです。
物価が上がっているということは
同じ収入では使える量が減っている、ということです。
サトシ
それ以外にも、、、
昭和49年の交通費
今から約40年前当時の一般運賃(東京都内)を見てみましょう(カッコ内は現在の価格)。
・国鉄(現・JR)山手線1区間:30円(140円)
・バス運賃(都営バス):40円(200円)
・タクシー初乗り:220円(730円)
現在とは価格が全然違いますよね
昭和49年の初任給
人事院が公表している「国家公務員の初任給の変遷」という資料によると、
この年の高卒の初任給は5万9200円。
平成26年(2014年)の同初任給は14万2100円なので、
額面上は現在の3分の1ほど、という時代でした。
その金額で生活が出来た、ということです。
つまり、長い目で見れば当時の100万円をそのまま
金庫に隠して40年後に使おうとしたとき
当時であれば100万円で、ガチャガチャが5万回、
ラーメンなら2万食、毎日食べても54年間食べることが出来たのに対し
現在の100万円の価値では、ガチャガチャ200円で5000回
ラーメンなら1666杯、4年半しか食べることが出来ないわけです。
あなたの1000万円の貯金、将来の価値は?
そう、つまり1000万円をそのまま貯金している!
ということは
「価値を減らしている」
ということです。
昔と今では同じ1000万円というお金で
買える量が大幅に減っている。
つまり「1000万円」という数字は同じでも
「価値が減っている」
ということです。
つまり資産が同じであれば、減っているのと同じなので
未来に向かい現状を維持することはできないわけですね。
資産(金額)は常に増やし続けないと減ってるのと同じなのです。
であるなら
あなたが1000万円を老後のために残しておいても
価値が減っているので、その分1500万2000万と
額面を増やしておかないと、同じ価値では使えないということになりますね。
だから、お金を守り増やす必要があるのです。
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